弊社によくお寄せ頂くご質問
鋳造(ちゅうぞう)と鍛造(たんぞう)の違いが分かりません
鋳造(ちゅうぞう)は金属を融点よりも高い温度で加熱しドロドロに溶けた金属を型(鋳型・いがた)に流し込み、目的の形状に固める方法です。
鍛造(たんぞう)は金属を加熱し叩いて圧力を加えることで強度を高め、目的の形状に成形する方法です。
熱間型鍛造の最適なロット数量を教えてください
部品の大きさにもよりますが、弊社では1ロット・数百個~数千個が理想になります。
もちろん、それ以下の製作も鍛造加工は可能です。お客様の費用負担を考えますと数量が多いほどコストメリットも大きくなります。
対応可能な熱間鍛造品の重量について教えてください
重量は100g(手のひらにのる程度)から30kg(人が持てる程度)まで熱間鍛造可能です。
鍛造の工程について知りたい
一般的な工程は
鋼材を切断 → 加熱 → 鍛造 → ショットブラスト → 外観検査 → 出荷
になります。
鍛造の後工程で熱処理を施すこともあります。
納期はどのくらいかかりますか
一般的に、ご注文頂いてから1.5ヶ月~2ヶ月程お時間を頂いております。
加工取り代はどのくらいつきますか
製品によって異なりますが、例えば加工後の径がΦ100mmのシャフトであれば、加工取り代 1.5mm程度つけることが多いです。加工前の鍛造品の寸法Φ103mmを加工後Φ100mmに仕上げるイメージです。
厚み、長さの公差はどれくらいですか
JIS に基づいて設計致します。鍛造品質量、加工の難易度、形状の複雑度などによって公差は異なります。詳細についてはお手数ですがお問合せ頂けると嬉しいです!
ステンレスの鍛造はできますか
はい、鍛造可能です。
オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304・SUS316)
二相系ステンレス鋼(SUS329)
析出硬化系ステンレス鋼(SUS630)
などの鋼種で量産実績があります。
チタン合金(64チタン: Ti-6Al-4V )の鍛造はできますか
マグネシウム合金( AZ31 )の鍛造はできますか
はい、鍛造可能です。
AZ31は3%のアルミニウム(Al)と1%の亜鉛(Zn)を含むマグネシウム合金ですが、車椅子部品の一部を試作した実績があります
製品サンプルを持っていますが、図面がありません。
サンプルを元に鍛造(または鍛造後の切削加工まで)の見積りは可能ですか
はい、見積可能です。
お手元の鍛造品や切削加工品のサンプルを拝見し、ご要望をお伺いした上で費用を算出させて頂きます。3Dスキャナーでの測定も可能ですのでお気軽にご相談ください。
3Dデータのファイル形式はどの形式に対応していますか
3Dデータは、igesでお願いしております。igesしかダメということではございませんのでお気軽にご相談ください。
川上鉄工所はどこにありますか