当たり前の認識(2025年_1月号)
川上鉄工所メルマガ_2025年_1月号
いつも大変お世話になっております。
株式会社川上鉄工所の川上朋弘です。
このメールはお世話になっている方々に
近況報告をお送りするメールです。
12月にお送りしたメルマガに関して
7名の方からご返信いただきました。
いつもお忙しい中、ご返信いただき、
本当にありがとうございます。
12月は、岡山大学と岡山理科大学の
共催セミナーに登壇させていただく
機会がありました。
セミナータイトルは「デジタル革新
~ものづくり研究・技術の最前線~」です。
このセミナーは、デジタル技術を活用した
ものづくりの新しい可能性を探り、
大学や企業、研究者が交流する場として
開催されたものです。
当日は60名を超える企業、研究者が参加
され、大学・高専の研究者と企業による
8発表がありました。
私の方からは「産官学連携による新工法
開発への挑戦」という発表をさせて
いただきました。
今回のセミナーは「地域連携」や「共同研究」
の重要性を改めて認識する機会となりました。
デジタル技術の進化がもたらす変化は大きく、
単に技術を導入するだけではなく、
それを地域社会や他の企業とどう連携して
活用するかが鍵となります。
さらに、大学や研究機関が提供する知見と、
企業が持つ実践的な課題解決力を組み合わせる
ことで、より大きな成果が生まれる可能性を
強く感じました。
今回のセミナーを通じて知り合った企業や
研究者の方々とのネットワークを、今後の
技術開発や製品化に活用していきたいと
考えています。
なお、12月はお陰様で、組織改善ツール
「ラフールサーベイ」の全員回答を
達成することができました
アンケートの回答を促すために
よくよく社員の話を聞いていくと
「やりたくない」わけではなく
私の説明が悪い、ということが分かった
ことが大きな学びでした。
「1回回答すればいいだけかと思っていた
まさか毎月回答しないといけないとは思っていなかった」
「回答期日までに回答しないといけないとは
思っていなかった。いつ回答してもいいと思っていた」
シビレました。
確かに回答してほしいとはお願いしても、
いつからいつまでの期間で、それを毎月回答してほしい
とは言ってない。
相手が動いてくれないのではなく、
私の伝え方が誤解や勘違いを生んでいた。
私の中では当然毎月自身の状態をチェック
するべきだと考えていたが、
相手はそうではなかった。
自分の「当たり前」と相手の「当たり前」
は異なる。
自分の「当たり前」を前提に一方的に
伝えたつもりになるのではなく
相手に「伝わる」ように伝えること。
何回も同じことを伝え続けること。
そして実際に「伝わったか」どうか
確認することが大事だと再認識させられた
出来事でした。
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
12月のセミナー「デジタル革新~ものづくり研究・技術の最前線~」について
詳細を書かせていただきました。
よろしければ、ご覧ください。
また、メールさせていただきます。