チタン板加工をフリー鍛造で|川上鉄工所

チタン(Ti-6Al-4V)の板加工は、フリー鍛造(自由鍛造)という工法で対応できます。金属の加工方法には、金属を叩いて成形する「鍛造(たんぞう)」と、溶かして型に流し込む「鋳造(ちゅうぞう)」があり、それぞれに異なるメリット・デメリットがあります。鍛造と鋳造の違いについて詳しくは鍛造とは?型鍛造から自由鍛造まで94年の実績で解説をご覧ください。

本コラムでは、フリー鍛造を使ったチタンの板加工の事例についてご紹介します。


フリー鍛造によるチタン板加工の事例

鍛造には、型打ち鍛造以外に、フリー鍛造(自由鍛造)という方法もあります。フリー鍛造とは、金敷や汎用性の高い型を使って鍛造する加工方法です。

「金属の丸棒をフリー鍛造で板材にしたい」などのご要望をいただくことがあります。例えば、価格の高いチタンなどでこうしたご要望があります。一般的に入手しやすい鋼材を使用して任意の形にしたいというのがご依頼いただく理由です。

こうしたチタンの板加工のご依頼の背景には、主に2つの理由があります。1つは、最終的に製作したい製品の形状が、丸棒材よりも板材の方が適している場合があることです。もう1つは、お客様が元々お持ちの丸棒材や在庫材を鍛造に転用したいというニーズです。板材そのものを調達すると入手しにくい、あるいはコストが高くなる場合でも、フリー鍛造で丸棒材から板材に成形することで、材料調達の制約をクリアできる可能性があります。

川上鉄工所では「64チタン」(Ti-6Al-4V)の板加工において、フリー鍛造での実績があります。

64チタン(Ti-6Al-4V)は、JIS H 4600(チタン及びチタン合金-板及び条)では「60種」として規定されている合金です。

フリー鍛造(自由鍛造)では、汎用的な金型を使用することが一般的ですが、金属を叩いて必要な形に成形する点や、叩くことで強度を高める点などは上述の通りです。工程自体は、他の形状を製作する場合のフリー鍛造と変わりません。

板厚は10mm程度までの対応実績がありますが、対応可否は形状や材質によって異なりますので、詳細は以下の問合せフォームからお問合せをお願いいたします。

また、チタンの板加工については、以下のページも合わせてご参照ください。

64チタン(Ti-6Al-4V)鍛造品を紹介します

チタンの特性とチタンの鍛造の特徴が知りたい。

 

問合せフォームへ